ぼくが学校に行きたくない理由(2)

前回のつづきです。






いろいろ問題があるないに関わらず、被害者にも加害者にもなるかもしれない「いじめ」問題。
できれば、いや絶対に、そのどちらにもなって欲しくはない…。

今回の坊の「いじめられてる発言」は、学校に行きたくない言い訳のひとつとしてたまたま思い浮かんだだけで、じゃれあい程度のものだとあらかじめ予想がついていましたが、その旨をあらかじめ先生がたに伝えた上で、あえて相談の機会を作っていただきました。

いま学校にも子供のいじめ相談窓口のポスターやプリントが掲示されていますが、いざいつか深刻ないじめに関わってしまったときに、家庭でも学校でもホットラインでもSNSでも隣のマダムでもいいから、「誰かに相談してもいいんだ」「それでちょっと変わることもあるんだ」ってことを、今のうちに知って欲しかったのです。

ただでさえお忙しく日頃なにかとご迷惑をおかけしている先生がたにはたいへん申し訳ないですが、私や坊の話を向き合って聞いてくださり、念のため相手の担任の先生にも情報を共有していただいたとの報告を受け、私自身も今後の安心へと繋がりました。

坊は学校を一歩出ると全て忘却のかなたに取っ払うので学校でのできごとをなかなか話してくれないのですが、何か悩みを抱えたときに、私もちゃんと「聞く態勢」を持って、子どものSOSのサインを感じ取ってあげられるよう心がけたいと思います。

でもねえ…ちょっとまわりと違うってだけでいじめられたり、報告したらしたで余計に悪化するとかも聞くし、綺麗事や理想論ばかりではいかないのが現実。

ならばいじめに屈さない強く優しい心を…って、それが一番難しい!!!


いじめに関わらない力が身につく本
いじめる側、いじめられる側のどちらにもならないテクニックはトレーニングで身につく。いじめの要因を探り、それにうまく対処できる子どもを育てるためのバイブル

たまたま検索して出てきた本ですが、面白そう。読んでみたらまた報告します!

シェアする!

フォローする!




コメント

  1. すいか より:

    もう何年も前から、こちらのファンで、毎回楽しく読ませていただいています☆

    小学校の校長先生をやっている方から聞いた話です。
    子育てにおいて、
    『過保護』はOKで『過干渉』がNGだそうです。
    子供のうちは『過保護』は過ぎるくらいやってやっても良いそうで、『過干渉』こそが、子供をダメにするのだとか。
    それを聞いて、なるほどなぁ〜と思いました。

    私にも坊くんと同じくらいの子供がいますが、友だちと喧嘩したとか仲間はずれにされたとか無視されたとか、そんな話を聞くと、つい気になって先生に聞きたくなっちゃいますよね。
    いつも、
    これは過保護か?過干渉になるのか??
    と、自問自答する日々です。

    とにかく、元気に楽しく過ごしてくれればいいですね!

    • 石塚ワカメ より:

      > すいかさん
      なるほどぉぉぉぉぉ!『過保護』はOKで『過干渉』がNG…。
      う〜ん、めちゃくちゃ深いですね…。
      今回は本人に「とりあえず外に相談するすべ」を教えたかったので、以降は多少のことは生ぬるい目で見守っていく方針ですが、その言葉を胸に刻んでおきたいと思います!

  2. ここり より:

    紹介されていた本がとても気になります!!私も読んでみようかな

    • 石塚ワカメ より:

      >ここりさん
      さっそくポチってみましたので、読んだらまた感想書きますね!

  3. しらたまこ より:

    坊ちゃんが小さいころから読ませて頂いてます!なので純粋無垢で心根優しい坊ちゃんを私は知っています!もしも坊ちゃんがイジメられてたりしたら「コラっー‼︎」っていじめっ子を追っ払って守ってやりたいです!
    私は かわいい坊ちゃんがだいすきですよ〜

    • 石塚ワカメ より:

      >しらたまこさん
      うぉぉ、めちゃくちゃ嬉しいお言葉ありがとうございます(;;)
      のび太とジャイアンとスネ夫の悪いところを足して3で割ったみたいな卑怯なところもありますが、良い面を伸ばしていきたいと思います!

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください