試練の運動会(2)

前回の続きです。
まだ読まれていないかたはこちらからどうぞ。

試練の運動会(1)
運動会前から、「運動会には絶対に出ない」と言っていた...






走るのが好きな子、苦手な子、踊りが好きな子、苦手な子、
練習が好きな子、苦手な子、いろいろな子がいますが、
みんな運動会に向けて一生懸命に頑張ってきたと思います。

練習もろくに参加せず、
ついには本番も逃げ出してしまった坊。
でも、これが我が家の精一杯。

運動が苦手だけど頑張って練習をしてきた子たちに、申し訳ない気持ちもあります。
色々な特性があるとは言え、本当に坊がズルや打算がないかと問われたら親として自信がありません。

でもそう考えてしまうのは、私自身が自分の価値観や社会の常識に囚われすぎていて、坊の本質をまだちゃんと理解してあげられてないからなのかも…と思ったりもします。

…ていうか、なかなか理解できないわ!
まだまだ大格闘中だよ!!
そのうち岩城滉一さんのように達観できるようになるのかな…。
(草太兄ちゃんはともかく岩城滉一さんがそんな精神持ってるか知らんけど)

はあ、親もまだまだ学ぶことが多いです。



野生的な小学生男子の心情を理解するために、これ読み直しています。
奔放な小学生男子の行動の理由などがおもしろおかしく書かれていて、これを読むと「ああしょうがないか〜」という気持ちになるのでおすすめです!

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コメント

  1. うーたん より:

    運動会は最近変化してきてるみたいですよ。東京の定期テストを廃止した中学校は、運動会も生徒が運営してるみたいです。
    運動が苦手な子や身体にハンデがあったりする子どももみんなが楽しめる運動会にする!という目標があったらしいです。
    今はまだ少数派の学校だとは思いますが、これが少しずつ広がって行けばいいなぁと期待を持ちました。
    私は運動が苦手でいつもビリばっかりでした
    気持ちは良くわかります。
    運動が苦手な人だけ大勢に晒されてる気分でした。

    どんな子でも楽しめる運動会がはやく普及してほしいです。

    • 石塚ワカメ より:

      >うーたん
      えええ!そんな変化があるんですね!
      ハンデのある子でも楽しめる運動会…窓際のトットちゃんのトモエ学園の運動会みたいで素敵です。
      右に倣えの昭和な教育方針からはやく脱却して、ひとりひとりの個性を認めてくれる学校教育になってほしいものです。
      ちなみに私も運動音痴で短距離走はいつもビリでした〜

  2. 暇母 より:

    またまたわかりすぎます。
    今年は息子がラジオ体操参加してるだけで泣けました←もちろんそんな保護者は私だけ。
    坊くんもワカメさんも沢山沢山がんばりました!!本当にお疲れ様でした!!

    • 石塚ワカメ より:

      >暇母さん
      ラジオ体操だけで泣けるのわかりすぎて泣けます(;;)
      今まで運動会とかは、子どもが頑張って練習してきた様子を知ってるからこそ泣けるのだと思ってました。でも練習や本番にただ参加させるだけで多大な苦労をしたからこそ、泣けることもあるのだと、坊を通して初めて知りましたわ。

  3. りくり より:

    本人の努力だけでどうにもならない所もあるのが運動の難しいところですね。うちの子もとても苦手で1人だけ常に出来てないのに、どういう訳か楽しそうで、そのメンタルがわたしも欲しいと思ってます!
    周りとの比較じゃなく、本人のステップアップを褒めて楽しいところにクローズアップする事にして乗り切ってますよ。
    坊くん、お嬢ちゃん、とっても愛されるので大丈夫ですね〜

    • 石塚ワカメ より:

      >りくりさん
      運動苦手なのに楽しそうだなんて!素晴らしいです!!!
      坊も水泳だけは泳げなくても楽しそうにやってますが、かけっこなどの競争やダンスなどの団体競技となると楽しめないようです…。
      とはいえ坊の自己肯定感が低さは親の接し方にも問題あるんだろうなと反省する毎日です。

  4. がりー より:

    はじめまして。我が息子はまだ保育園年中なのですが、今年の運動会はずっと泣いていてひとりだけ踊らず走らず。。なんだか坊くんと似たような状況で、日記を読んだら気持ちがわかりすぎて泣けました。坊くんはいつ頃から周りと違うかなとわかりましたか?療育(?)など検討しないといけないのかなと思いつつ、年長さんになってから考えようと思っています

    • 石塚ワカメ より:

      >がりーさん
      息子くん、緊張しちゃったんですかね…。
      坊がなんか他の子と違うなと感じたのは赤ちゃんの頃からずっとです。みんなちゃんと座ってご飯食べてるのにひとりだけ嫌がって脱走したり。
      健診などでずっと相談してたのですがちょっと元気なだけ、考えすぎないでと言われ続けていました。最終的に年長さんのときに保育園の先生から市の発達支援センターをおすすめされ、ようやく療育を受けることとなりました。年長の1年間だけで療育を詰め込んだ感じなので、私的にはもっと早くからやりかったです(就学後からの療育はあまり良いものがないのもあり)。幼児期の子はだいたいじっとしていられないけど、普通の子はだいたい4・5歳頃に自制心が育って我慢できるようになり、就学時には授業中座っていられるようになる。でも年長になっても坊はそこが育ってなかったのですね…。
      おかあさんが心配される気持ちもわかるので、考えすぎないでと笑い飛ばすこともできません。いちど園の先生などにも相談して普段の息子くんの様子を聞いてみるのもいいかもしれません。

      • がりー より:

        ありがとうございます!!うちは2歳クラスでちょっと気になると先生に言われたのですが年少クラスの先生は大丈夫と言ってくれたので、男の子だしこんなもんかなと見守っていたのですが、最近また明らかに浮いていることが増えてきて…療育は入学準備頃かなと思っていたのですが、年長だけでは足りないくらいなのですね。早めに先生に相談して、急いで情報収集します。

  5. ここり より:

    ハーレーじゃないけど、いつでも海に連れてくぜ!!
    県の東はほぼ海、茨城から応援してますよ~

    • 石塚ワカメ より:

      >ここりさん
      かっこいい!海なし市なので気軽に海に繰り出せる環境が羨ましいです!
      でも台風の被害、大丈夫だったでしょうか・・・

  6. じんたん より:

    いつも楽しく、ドキドキ、ハラハラしながら読ませて貰ってます。

    うちのチビ助は2歳3ヶ月でようやく歩くようになったゆっくりさんで、この頃から療育施設に通ってました。
    そんなチビ助も年長さんになり、療育施設を嫌がるようになったので、今は遅れをカバーするために言語聴覚と理学療法のリハビリに通いながら公立幼稚園に通っています。
    運動会の練習はチビ助にとって辛い時間だったみたいで、幼稚園では前向きに頑張ってくれてましたが、家に帰るとオバケが来る!怖い夢見るから寝たくない!と。
    運動会当日はついに行きたくない!と言い始めました。
    ベットの上で泣きそうになりながら。

    療育施設の園長先生が子どもの心の根っこにいっぱい愛情を注いであげて下さいと何度も言われていたことを思い出しました。君はキミのままで良いんだよ〜と言ってあげて下さい、そしていっぱい抱きしめてあげて下さいと。

    ベットの上で抱きしめながら、生きてくれてるだけで嬉しい!欲を言えば元気でいてくれてたらそれだけでいいから。運動会、頑張らなくていいから、ただみんなと一緒に楽しめばいいから、と言ったらスイッチが切り替わったみたいで、嬉しそうに運動会参加してくれました。

    運動面は理学療法のリハビでずいぶん改善されてきました。精神面は追い込み過ぎないよう、アホみたいに褒めて根っこに愛情を注ぐようにしています。根っこに愛情はいくつになっても大切なんだそうです。

    長くなってすいません。
    坊くん、ワカメさん、大好きなので陰ながら応援しています!

    • 石塚ワカメ より:

      >じんたんさん
      ちび助くん、葛藤していたのですね。
      坊は保育園の頃から運動会が苦手で、集団での連帯を求められる年長の運動会でも、担任の先生に今日も練習をまじめに参加しなかったと責め立てられて毎日泣いていました…
      早めにちび助くんに環境を整えてあげられたじんたんさん素晴らしいです。担任の先生の理解はあると言え、いまも普通学級なのでまわりについていけず葛藤の日々です。心の根っこに愛情をいっぱい注いであげる…大事ですね!私も参考にします!

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